子供で特に女の子が毛深いことを悩んでいた時に出来る優しい対策

うちの子毛深いかも、子供が腕や足の毛を気にし始めているなどの悩みを抱えているママもいるのではないでしょうか。

女の子の場合は、少し早く周囲と違いを感じて自己肯定感が下がってしまうこともあります。

この記事では、「毛深さが気になる女の子」のために、ママができるやさしい対策や心のケア、処理方法について紹介します。

子供が毛深いのはよくあること?

 

まず、始めに「毛深い=異常」ではありません。

毛の量や濃さには個人差があり、成長段階でホルモンの影響を受けて一時的に毛が濃く見えることもあります。

特に以下のような場合はよくあることなので、見ていきましょう。

  1. 両親のどちらかが毛深い
  2. 小学校高学年~思春期に差し掛かっている
  3. スポーツをしている子は目立ちやすい

まずは、「毛が濃いことは恥ずかしいことじゃないよ」と教えてあげることが大切です。

女の子が毛深いことを気にし始めるのはいつ?

顔を隠す女子学生

小学校低学年のうちは、あまり気にしない子も多いですが以下のようなきっかけで気になり始める子が増えます。

  1. 友達に「毛が多いね」といわれた
  2. 体育やプールで肌を見せる機会が増えた
  3. 周りの子と比べた
  4. 周りの子が脱毛や処理を始めた

このタイミングで親がどう対応するかで、子供の心の負担は大きく変わります。

女の子が毛深いことを悩んでいた時にママがすべき3つの対策

ここでは、ママができる3つの対策を見ていきましょう。

毛深いことを悩んでいる子供の心のケア

毛深さを恥ずかしいことのように言われると、「私は人と違うんだ」と感じでしまいます。

そのため、「毛があるのは自然なことだよ」「毛は大切なところを守るために生えているんだよ」「〇〇ちゃんはそのままでもかわいいよ」と伝えてあげましょう。

この一言だけでも、子供の安心感はグッと高まりますし、ママ自身が「うちの子、毛深くてかわいそう」と思ってしまうと、その気持ちは子供に伝わってしまいます。

大切なのは、本人が気になっているなら一緒に考える、本人が気にしていないなら無理に処理はしないということです。

自宅でできるやさしいケア

子供の肌はとても敏感なので、大人用の除毛剤やカミソリなどはおすすめしません。

代わりに子供でも使用できる肌に優しいアイテムで毛の処理をしましょう。

  1. 顔や腕の産毛:敏感肌用の電気フェイスシェーバー
  2. 腕や足のムダ毛:子ども用電動ムダ毛トリマー
  3. 身体:肌にやさしい植物成分配合の抑毛ローション

ポイントは、無理に全部剃らないことです。

本人が気になる部分だけをやさしくケアしてあげましょう。

脱毛サロンや医療脱毛の検討

最近では、キッズ脱毛や親子脱毛を扱うサロンも増えてきました。

一般的に脱毛は、以下の年齢を目安に検討されることが多いです。

  1. 光脱毛:10歳~
  2. 医療脱毛:12歳(整理が始まった後)~

肌への負担、痛み、費用などがあるため、慎重に検討する必要があります。

脱毛サロンに通う前に、無料カウンセリングを受けてから開始するようにしましょう。

 

【キッズ全身医療脱毛】メディカルエピレーションクリニック



 

【キッズ脱毛ディオーネ】



毛深いことを悩んでいる子供に対してやってはいけないNG対応

次に、ママがやってはいけないNG対応を見ていきましょう。

そんなの気にしなくていいよと軽く流す

子供は真剣に悩んでいて、勇気を出してママに相談していることもあります。

大人からすると些細に思えても、子供にとってはみんなと違うことが凄く重大なのです。

そのため、「私はこんなに気にしているのにママはわかってくれない」もう相談しないで自分で処理をしてみようという考えになってしまう可能性もあるかもしれません。

ですので、子供に毛深いことが気になると相談されたら「そうなんだね、毛が気になるんだね」、「ママも昔、同じことで悩んだことがあるよ」などど共感してあげることが大事です。

子供の毛を無断で処理する

子供が納得をしていないのに、ママが毛の処理をしてしまうと「やっぱり私が毛深いのはおかしいんだ」「私はこのままでいたらいけなかったんだ」と感じさせてしまう可能性もあります。

子供が気にしているのなら、「ママと一緒にどうするか考えてみようか?」と抑毛ローションや敏感肌用の電気シェーバーもあるよと伝え、本人の気持ちを尊重して毛を処理するのかしないのかを一緒に考えることが大切です。

〇〇ちゃんはツルツルだもんねなどの比較

ママは無意識に言ったとしても、他の子と比べる発言は子供の自己肯定感を下げてしまいます。

「どうせ私は変なんでしょ?」などとコンプレックスをさらに強めてしまう原因になるので避けましょう。

脱毛すれば?とすぐに結論を出す

子供はただ話を聞いて欲しかった、不安な気持ちをわかってほしかっただけかもしれません。

しかし、すぐに脱毛すれば?と言われると「やっぱり毛深いのっておかしいんだ」と感じてしまう可能性もあります。

「どうしたいと思っているの?」「お話もっと聞かせて」などと伝え、これからどうしたいのかきちんと話をしましょう。

小学生~中学生におすすめのケア方法

子供の肌はとてもデリケートなので、子供が気にしていないのであれば無理に処理をしないのが基本です。

本人が気にし始めたタイミングで、無理なく安心できる方法を一緒に考えましょう。

電動フェイスシェーバー

肌に直接刃が当たらない安全設計なので、産毛や顔、指、口周り、うなじのムダ毛処理におすすめです。

音も静かで子供も怖がらない上に、水洗いもできるので清潔さを保つことができます。

電動ボディトリマー

カミソリよりも安全性が高いので、腕や足におすすめです。

ジョリジョリしにくくナチュラルに整えることができ、肌を切る心配がほとんどありません。

使用後にしっかりと保湿をして、肌トラブルを予防しましょう。

抑毛ローション

毛の成長をゆるやかにする成分が配合された保湿ローションで、全身に使用ができますし、アルコール、パラベンフリーのものを選ぶと子供でも安心して使用できるでしょう。

また、処理ではなく予防なので継続的に使うのが効果的です。

毎日お風呂上りに塗るだけなので、習慣にしやすく肌もスベスベになりますよ。

※子どもには避けたいNGケア

  1. カミソリ:肌を傷つけやすく、炎症やカミソリ負けの原因になる
  2. 除毛クリーム:化学成分が強く子供の肌には刺激が強すぎる
  3. 大人用の脱毛サロン:痛みや費用、肌トラブルのリスクが高い

上記の3つは子供には避けた方がいい毛の処理方法なので、気をつけましょう。

子供で特に女の子が毛深いことを悩んでいた時の対策のまとめ

毛深さに悩む女の子のためにママができることは、以下の3つです。

  1. 子供の気持ちに共感する
  2. 比較や否定はしない
  3. 肌にやさしいケア用品で安心ケア
  4. 必要に応じて専門機関に相談

子供が安心できる場所として、ママがいてくれて話を聞いてくれるだけで十分です。

無理に毛の処理をせず優しく見守ってあげましょう。

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