ふとした瞬間に目に入る指の毛。
なんだか手元がパッとしないと感じている方は、指毛が原因かもしれません。
実は意外と目立つ指毛ですが、気になっているけど後回しにしているという方は多いのではないでしょうか?
しかし、指毛を処理するといっても抜いた方がいいのか剃った方がいいのかどっちがいいのか悩んだこともありますよね。
この記事では指毛の処理方法を抜くとき、剃るときのメリット・デメリットを解説していきます。
また、正しい指毛の処理方法も紹介していくので、参考にしてくださいね。
指毛を抜くメリット
まずは指毛を抜くメリットを見ていきましょう。
毛抜きを使用した処理は、手間はかかりますが効果は長持ちします。
毛根から抜ける
指毛を抜くことで、毛根から抜けるのでツルツルの状態が続きます。
また、剃るよりも生えてくるまでに時間がかかるので指毛の処理回数が減るでしょう。
見た目が綺麗
毛が根元からなくなるので、肌の質感が滑らかに見え見た目が綺麗になります。
また、剃り跡が残らないから見た目もスッキリとするでしょう。
繰り返すうちに毛が細くなる
毛根から抜くので、毛の生える周期も遅くなりムダ毛自体が目立ちにくくなるのもメリットです。
指毛を抜くデメリット
次に指毛を抜くデメリットを見ていきましょう。
とにかく痛い
特に指は敏感な部分なので、慣れるまでは痛みを感じる人が多いです。
指の毛は細いのに、涙が出そうなほど痛いという方もいるでしょう。
埋没毛になる可能性もある
指毛を抜くことで、毛穴がふさがれてしまい毛が内側で成長してしまうこともあります。
毛が皮膚の中で成長してしまうと、黒ずみや炎症の原因にも繋がります。
その場合は、角質ケアで角質を取り除いて毛が表面に出てくるのを待つ必要があるので、表面に出てくるまでは見た目が気になることもあるでしょう。
赤み・炎症の可能性
無理矢理生えている毛を抜くので、毛穴に雑菌が入ってニキビのようになることもあります。
また、毛を抜いた後は赤みがでることも多いので、抜く時は毛抜きをアルコールで消毒し、抜いた後は冷やして保湿を徹底しましょう。
肌が弱い方は忙しくてこまめなケアができない方にはあまり向かない処理方法かもしれません。
指毛を剃るメリットとデメリット
指毛を抜くのではなく、剃るメリットとデメリットはどういったものがあるのでしょうか?
指毛を剃るメリット
とにかく今すぐ綺麗にしたい、と言う方はカミソリや電気シェーバーで処理をするのがおすすめです。
指毛を剃るメリットを見ていきましょう。
- 即効性がある
指毛が気になった時、すぐに処理できるのが最大のメリットです。
- 痛くない
毛抜きで抜くときのチクッとした痛みがなく、ストレスフリーでしょう。
- コスパが良い
カミソリや電動シェーバーは1本あれば長く使用できるので経済的です。
また、最近は敏感肌用のカミソリや電気シェーバーもたくさんあるので肌にも優しく処理ができます。
忙しい朝の時間でもサッと処理できるので、気になったら剃るという方も多いですよ。
指毛を剃るデメリット
手軽な分だけ気をつけたいポイントもあります。
- すぐに毛が伸びる
毛根は残っているので、1~2日でチクチクし始めることもあります。
- 毛の断面が太くなって見える
剃ることで切り口が太くなるため、剃ったのに濃く見えることもあります。
- 肌トラブルが起こる
間違った剃り方や乾いた肌で剃ると、かゆみ・赤みの原因に繋がるので、お風呂上りなど肌が柔らかい時に優しく剃るのがいいでしょう。
カミソリ負けや乾燥に注意が必要ですし、アフターケアが必須です。
正しい指毛の抜き方
肌を痛めない指毛の正しい抜き方を確認しておきましょう。
清潔な毛抜きを用意する
指毛を抜く前に毛抜きをアルコール消毒しましょう。
雑菌が毛穴に入ると炎症や埋没毛の原因になります。
先が細くてしっかりと毛をつかめるタイプ、ステンレス製など錆びにくい素材を選ぶと長く使用できるでしょう。
蒸しタオルで指を温める
指毛を抜く前に毛穴を開かせることで、毛がスルっと抜けやすくなり、
- 熱めのお湯で濡らしたタオルを軽く絞る
- 指に2~3分タオルをあてて温める
これをするだけで抜くときの痛みが軽減されます。
毛の生えている方向に沿って抜く
毛の流れに逆らって引っ張ると、毛根が途中で切れたり毛穴が傷ついてしまいます。
無理に引っ張らないで抜けない毛は別の日に回すのもいいでしょう。
また、肌を押さえながらゆっくりと抜くと痛みが軽減することができるので試してみてくださいね。
処理後は必ず消毒する
指毛を抜いた直後の毛穴は開いていてとてもデリケートです。
消毒用の化粧水や刺激が少ないタイプのアルコールで肌を守りましょう。
肌に優しいノンアルコールタイプの抗菌ローションや拭き取り化粧水もおすすめです。
仕上げに保湿をする
乾燥すると毛穴が開きっぱなしになり、肌が荒れやすくなります。
- 敏感肌向けのハンドクリーム
- ジェルタイプの保湿ローション
- ヒアルロン酸、セラミド配合の化粧水
上記のようなもので必ず保湿をしましょう。
指毛を抜くときの注意点
- 同じ場所を何度も抜かない
- 生理前、体調不良時は避ける
- 抜いた後にメイクやUVケアは控える
毛穴が開いていて、化学成分などが入りやすいのでお風呂上りや寝る前に抜くのがおすすめです。
正しい指毛の剃り方
ガード付きの女性用フェイスカミソリや刃が直接肌に触れない電気シェーバーで剃るのがおすすめです。
肌を痛めない正しい指毛の剃り方を見ていきましょう。
お風呂上りがベスト
お風呂上りは毛が柔らかくなり肌も清潔な上に、カミソリの刃の通りがよくなるので肌への負担も減らせます。
お風呂上りではなく、剃る前に蒸しタオルを指に1~2分あてるだけでもOKです。
シェービングジェルやクリームを使用する
肌が乾いた状態で剃るのは避けましょう。
肌を守るためにもシェービング剤を薄く塗って、刃の滑りを良くして摩擦を減らして剃るのがポイントです。
敏感肌の方は、保湿成分入りのジェルタイプがおすすめですよ。
毛の流れに沿って優しく剃る
指毛は細く短いため、1本1本の毛の流れを意識して強く押し付けずに撫でるように剃るのがポイントです。
基本は毛の流れに沿って一方向に剃りましょう。
洗い流して保湿をする
指毛を剃ったあとは、毛穴が開いていて乾燥しやすい状態なので、保湿がとても大切です。
- 低刺激のハンドクリーム
- アロエジェル
- セラミド配合ローション
- 敏感肌用の保湿ミルク
上記の物がおすすめなので、剃った後はしっかりと保湿しましょう。
カミソリの手入れもする
指毛を剃った後は、しっかりと水気を拭きとり清潔に保管をしましょう。
刃のサビや雑菌の繁殖を防いでおくと、次回剃る時も安心して使用することができます。
また、2~3回使用したらカミソリの刃は交換するのが理想的です。
指毛は抜く?剃る?どっちがいい?のまとめ
指毛を抜く、剃る時のメリット・デメリットを紹介してきました。
- 抜くメリット:痛いけど長持ち、毛が目立ちにくくなる可能性もある
- 抜くデメリット:痛い、炎症が起こることもある
- 剃るメリット:時短で手軽、痛くない
- 剃るデメリット:すぐに生えてくる、逆に目立つ可能性もある
指毛は小さなパーツかもしれませんが、清潔感や印象を大きく左右するポイントです。
今回紹介したメリット・デメリットを参考に、自分に合った方法で指毛の処理をしてくださいね。