脱毛クリームってどう使うの?手で塗っても大丈夫?剃ってから使うの?など、疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
このように脱毛クリームの使い方について疑問を持っている方はとても多いです。
脱毛クリームは、カミソリや毛抜きと違って手軽で時短にもなる便利なアイテムですが、使い方を間違えると肌トラブルの原因に繋がることもあります。
この記事では、脱毛クリームの正しい使い方を初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
脱毛クリームの仕組みと使い方
まず、脱毛クリームはどんな仕組みで毛がなくなるのかを理解しておきましょう。
脱毛クリームは、アルカリ性の薬剤で毛の主成分である「ケラチンたんぱく質」を溶かすことで表面の毛を取り除く仕組みです。
そのため毛根から毛を抜く脱毛とは異なり、除毛という位置づけになり効果は数日~1週間ほどで毛はまた生えてきますが、カミソリのように毛先が尖らないためチクチクしにくい、肌に優しいといったメリットがあります。
脱毛クリームの正しい使い方
脱毛クリームの使い方はとてもシンプルですが、基本的な使い方を見ていきましょう。
①パッチテストをする
脱毛クリームを使用する前に、腕や内側などの目立たない部分に少量塗ってテストをしておきましょう。
24時間経って以上がなければ、脱毛クリームでムダ毛処理ができます。
肌トラブルの防止のためにも、必ずパッチテストは行っておきましょう。
肌を清潔にする
汗や皮脂、汚れがあると薬剤が肌に密着しにくくなります。
使用前にシャワーで軽く洗い流し、タオルで水気をしっかり拭き取りましょう。
脱毛クリームを塗布する
毛を覆うように厚めにクリームを塗るのがポイントです。
この時手で塗っていいのか気になる方も多いので、後ほど詳しく説明していきます。
時間を置く
商品によって時間は異なりますが、5~10分程度放置するのが一般的です。
時間超えて放置すると、肌トラブルに繋がるので必ず説明書で確認しておきましょう。
クリームを拭きとる
脱毛クリームを購入した時の付属のヘラやスポンジで、優しく拭き取ります。
スポンジがない時の代用品も後ほど解説していきます。
洗い流して保湿をする
ぬるま湯でしっかりと洗い流した後、自分の肌に合った保湿クリームやローションでしっかりとケアをしましょう。
部位別!除毛クリーム使用時の注意点
次に部位別の除毛クリーム使用時の注意点を見ていきましょう。
腕(肘~手首)
比較的皮膚が強く除毛しやすい箇所です。
- 塗りムラが出やすいので均一に塗布する
- 毛が濃い人は放置時間ギリギリに置く
- 保湿を忘れない
- 日差しを浴びやすいので乾燥に注意
人からよく見える部位なので、上記のことに気をつけましょう。
脚(膝~足首)
範囲が広く、毛も太めなことが多い箇所です。
- 広範囲に使用するので使うりょうが多くなる
- 肌への刺激を感じたらすぐに洗い流す
- 足首や凹凸部分は塗り残しが多いので注意する
上記のように塗り残しがあったり、ひざ裏などの見えない部分は気を付けましょう。
脇毛
皮膚が薄く刺激を感じやすい上に毛が太くしっかりと生えていることが多い箇所です。
- 皮膚が弱い方は事前にパッチテストをしておく
- 汗をかきやすい場所なので清潔な状態で行う
- 除毛後は1日は制汗剤の使用を控える
脇は自分では見にくい部分なので、鏡を使用するなどして塗り残しに気を付けましょう。
VIOゾーン
最も皮膚が薄く敏感で、トラブルが起きやすい箇所です。
- 必ず使用可能部分を確認する
- 肌トラブル防止のため放置時間は短めにする
- 除毛後はVIO専用のクリームなどでしっかりと保湿する
- 下着は通気性の良いものを着用する
IラインやOラインには使用できない製品が多いので、事前に確認しておきましょう。
除毛クリームは手で塗ってもいい?
除毛クリームは、直接手で塗っても問題ない成分で作られているものが多いので、基本的には手で塗ってもいいでしょう。
しかし、以下のポイントに注意をしましょう。
- 肌が弱くて荒れやすい方
- ネイルをしている方
- ヌルヌルする感触が苦手な方
手で塗るのもいいですが、爪の隙間に入って残る可能性もあります。
付属のヘラ(スパチュラ)は、均一に濡れて手も汚れず初心者でも使いやすいのでヘラを使用するのがいいでしょう。
また、手肌の保護にもなり衛生的な使い捨て手袋や100均などで購入できるプラスチックやシリコンヘラでも代用可能です。
除毛クリームのスポンジの代用品は?
拭き取りの時に活躍するスポンジですが、付属していなかった、無くしてしまうこともあるでしょう。
- 柔らかめのメイク用のスポンジ
- ガーゼ
- コットン
- ティッシュを重ねる
上記のもので代用も可能なので、事前に準備をしておくのもいいでしょう。
除毛クリームの拭き取りに使う代用品の注意点
硬いスポンジや布でゴシゴシ服のは避けましょう。
除毛クリームを使用したあとの肌は敏感になっているので、優しく押し当てるように拭き取ってください。
おすすめは、肌にやさしく除毛クリームや毛を拭きとれる柔らかいガーゼや赤ちゃん用のボディタオルです。
剃ったあとに除毛クリームをしてもいい?
これは、除毛クリームを使用するときに多い疑問ですが、剃ってから使うのは避けた方がいいでしょう。
なぜ避けた方がいいのか、理由を見ていきましょう。
毛が短くなると薬剤が反応しにくい
除毛クリームは、ムダ毛にしっかりとクリームを絡ませて溶かす仕組みです。
そのため、ムダ毛を剃ったあとに使用すると毛の長さが足りずに効果が弱まってしまい、上手く毛が処理しきれません。
剃った後は肌が敏感になっている
カミソリで剃ったあとは、目に見えない細かい傷ができているため、薬剤の刺激で赤み、かゆみ、ヒリヒリなどの肌トラブルが起こるリスクが高まっています。
上記のように毛は剃らずに、除毛クリームを使用するのがおすすめです。
毛が長すぎて気になるという方は、ハサミで軽く整える程度にしておくのがいいでしょう。
脱毛クリームの正しい使い方と除毛クリームは手で塗っていいのか?のまとめ
除毛クリームは、カミソリやシェーバーと異なり毛先が尖らず肌を傷つけにくいというメリットがあります。
しかし、手で塗ってもいい?スポンジの代用品は?剃ってから使う?などわからないことも多いですよね。
除毛クリームを使用する場合は、
- 手で塗るのはOKだけどヘラや手袋が安心
- スポンジはガーゼやティッシュで代用可能
- 剃ってから使用は逆効果
そして基本的に除毛クリームは素手で塗ることが可能ですが、その際、爪の間にクリームが残らないように、素手で塗った後はヌメリが消えるまで手を良く洗ってください。
正しく使用すれば、除毛クリームは時短で手軽なアイテムなので、肌をいたわりながら、つるすべボディを目指しましょう。