毎日忙しいからムダ毛の処理はお風呂のついでにサッと済ませたいけど、ヒリヒリしたり肌トラブルが起こるという悩みはありませんか?
実は、ムダ毛処理の順番を見直すことで肌トラブルを減らすことができます。
この記事では、肌に優しく時短でできるお風呂でのムダ毛処理の正しい順番を紹介していくので参考にしてくださいね。
お風呂でムダ毛処理してもいいの?
蒸気や温かいお湯で肌が柔らかくなり、毛穴が開くのでお風呂はムダ毛処理にピッタリの場所なんです。
処理をしやすくなる上に、カミソリ負けや肌へのダメージも軽減されます。
しかし、湿気が多く菌が繁殖しやすい環境なので肌を傷つけない工夫と清潔に保つ意識は必要でしょう。
ムダ毛処理の正しい順番
お風呂でできる正しいムダ毛処理の順番を見ていきましょう。
①髪と身体を洗って肌を清潔にする
ムダ毛処理をする前に、髪の毛や身体を先に洗いましょう。
汚れや皮脂を落とすことで、ムダ毛処理後の肌トラブルを防ぐことができ「ムダ毛を処理してから洗いたい」という方もいるかもしれませんが、処理した後の肌はとてもデリケートになっています。
そのためボディーソープやシャンプーが刺激になって肌トラブルを起こす可能性もあるので、髪と身体は先に洗っておくのがいいでしょう。
②湯船に5~10分ほど浸かる
髪の毛と身体を洗ったら、5~10分ほど湯船に浸かりましょう。
身体を温めることで、毛穴が開き毛が柔らかくなるのでムダ毛も剃りやすくなる上に肌の柔軟性もアップするので、カミソリ負けのリスクも下がります。
湯船に浸かる時間がないという方は、入浴剤を使用して効率よくリラックスしながら温まるのもおすすめです。
③ムダ毛を処理する
髪と身体を洗って湯船に浸かって肌を柔らかくしてから、ここでムダ毛の処理をしましょう。
カミソリの方も除毛クリームの方も、肌に優しいアイテムを選ぶのがポイントです。
- カミソリ:専用のジェルやクリームを使用して毛の流れに沿って優しく滑らせるように剃る
- 除毛クリーム:事前にパッチテストをして説明書をしっかりと読んで放置時間を守る
④しっかりと洗い流す
ムダ毛の処理が終わったら、ぬるめのシャワーで優しく洗い流しましょう。
特にジェルや除毛クリームの残りがあると、肌トラブルの原因に繋がってしまい、処理後の肌は敏感になっているので、熱いお湯ではなくぬるま湯でしっかりと洗い流すのもポイントです。
しっかり洗い流すために、ボディーソープなどを使用したいという方もいるでしょうが、ボディーソープが刺激になって肌トラブルに繋がる可能性もあるので、できればぬるま湯で洗い流しましょう。
⑤お風呂上りにすぐ保湿をする
肌が最も乾燥しやすいのは、お風呂上り直後の10分間です。
ここでケアをしないと、正しい方法で肌に優しくムダ処理をしても意味がなくなってしまうため、低刺激のボディミルクやジェルタイプの保湿剤を使用して、すぐに保湿ケアが必要になります。
処理直後は肌が敏感になっているので、アルコールや香料が入っているなどの刺激が強いものは避けるようにしましょう。
肌タイプ別|ムダ毛処理の正しい方法とケア方法
肌タイプ別にムダ毛処理の正しい方法やケア方法を見ていきましょう。
自分の肌タイプに合った方法を確認してくださいね。
敏感肌向け
敏感肌の方は、刺激を極力避けてやさしく守ることが大切です。
- ムダ毛処理の前にぬるま湯で5~10分肌を温める
- 必ず専用のジェル等を使用する
【おすすめの処理方法】
- T字カミソリよりも電気シェーバーがおすすめ
- 除毛クリームは刺激が強いので必ずパッチテストを行う
【処理後のケア】
- すぐに保湿をする(無香料・無添加の保湿剤がオススメ)
- 赤みやヒリヒリ感がある時はワセリンなどで保護をする
乾燥肌向け
肌の水分のキープと肌バリアの強化が大切です。
- 湯船で肌を温めすぎない(長風呂は避ける)
- 剃る前に保湿効果のあるシェービングクリームを使用する
【おすすめの処理方法】
- 週1~2回程度で肌の回復時間を確保する
- カミソリを使用する時はやさしく一方向に剃る
【処理後のケア】
- セラミド入りの保湿でバリア機能を強化する
- 処理後は乾燥しやすいので朝と晩の2回保湿する
普通肌向け
基本を守っていれば自由度は高めですが油断は禁物です。
- 肌を清潔にして水分を含ませる
- ゴシゴシと洗わずに柔らかいタオルで軽く拭く
【おすすめの処理方法】
- T字カミソリもいいですが刃の切れ味に注意が必要
- 除毛クリームは週1回までにする
【処理後のケア】
- 肌の水分が逃げやすいのでお風呂上りにすぐ保湿をする
- 肘、膝、脇は重点的に保湿をする
お風呂でやるムダ毛処理のNG行動と注意点
ムダ毛処理の順番が大事でも、他のケアが間違っていると台無しになる可能性もあるので、以下のポイントに注意しましょう。
お風呂のお湯に浸かる前に最初に処理をする
お風呂にで身体を温める前にムダ毛処理をすると、毛穴が閉じたままなので剃り残しや肌トラブルの原因に繋がります。
肌が乾いている方が剃った感はあるかもしれませんが、大事な肌ですから必ず毛穴が開いた状態でムダ毛を処理してください。
カミソリを何度も使いまわす
カミソリの刃が古くなると、肌を引っ掻いて傷をつけてしまう可能性もあるので、こまめに替刃を行いましょう。
また、お風呂に置きっぱなしのカミソリは雑菌が繁殖している可能性もあるため、しっかりと乾かせるところで保管をするのが大切です。
保湿ケアを忘れる
処理後の肌はバリア機能が弱まっているので、お風呂上りの10分以内に保湿が必須で、きちんと保湿しないと、乾燥・肌荒れ・かゆみの原因に繋がります。
面倒だからと、保湿を怠るはやめましょう。
日焼け後にムダ毛処理をする
日焼け後の肌は、ダメージを受けて敏感になっているのでムダ毛処理をするとさらに肌を傷つけてしまいます。
足に日焼け止めを塗らないという方は、夏の時期のムダ毛処理には注意が必要です。
生理前後や体調不良時のムダ毛処理
女性の方は月に1回の生理の前後は、ホルモンバランスが不安定になります。
ホルモンバランスが不安定な時は、肌が敏感になっており普段よりも肌トラブルが起こりやすくなっているので、生理前後は避けた方がいいでしょう。
お風呂でムダ毛処理をする順番のまとめ
- 身体を洗って肌を清潔にする
- 湯船に5~10分ほど浸かる
- 専用のジェルやクリームを使用して毛の流れに沿って優しく滑らせるように剃る
- しっかりと洗い流す
- お風呂上りにすぐ保湿をする
お風呂でのムダ毛処理は、自己流でなんとなくやっていたという方もいるかもしれませんが、順番を意識するだけで肌トラブルが減ったり処理のしやすさが格段にアップします。
今回紹介したムダ毛ケアの順番で、忙しい方こそ効率よく肌にやさしくケアをしてくださいね。