見た目も悪いし排せつ物も付着しやすいからチン毛やケツ毛を綺麗さっぱりさせたい!そう思ってもVIO、いわゆるデリケートゾーンに使える除毛クリームは少なく、あったとしてもパッケージが女性ものが多いから男性にはちょっとハードルが高かったりします。
そこで今回はチン毛やケツ毛を塗って数分待つだけでVIOを処理できて、男性でも買いやすい除毛クリームをご紹介します。
男性が除毛クリームでVIOを処理するのはアリ?他の処理方法と比較してみる
陰部の毛の処理方法は、
- 除毛クリーム
- カミソリ
- 毛抜き
- ブラジリアンワックス
- 脱毛器
- 永久脱毛
といったものがあります。手軽に処理できるカミソリで剃る方法や、一度施術してしまえばほぼ手間がかからない永久脱毛、その中で除毛クリームはVIOの毛の処理に適しているのでしょうか?
それぞれの方法を比較してみると以下の通りになります。
費用 | 痛み | 肌への優しさ | 手軽さ | 処理後のチクチク度合い | 総合評価 | |
除毛クリーム | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ |
カミソリ | ◎ | ◎ | × | ◎ | ×× | 〇 |
毛抜き | 〇 | ×× | × | △ | ◎ | △ |
ブラジリアンワックス | 〇 | ×× | △ | △ | ◎ | △ |
脱毛器 | × | ×× | 〇 | △ | ◎ | △ |
永久脱毛 | ×× | ××× | 〇 | ×× | ◎ | × |
毛抜きやブラジリアンワックスは毛根から引き抜くので脱毛効果は高いのですが、それに比例して強い痛みを感じます。ブラジリアンワックスは使い続けると慣れるとされていますが、それでもあそこは敏感な部位なので痛みが和らぐことはありません。
脱毛器や永久脱毛は毛の成長そのものを遅らせるためとても効果の高い方法なのですが、痛みや費用を考えるとこちらも現実的な選択肢にはなりえないでしょう。
その点カミソリは手軽に使えるし痛みもほとんど無いのですが、剃った後の肌のヒリヒリ感、出血、そして何より毛先が鋭利になるため不快なチクチクする感じも絶えず味わう結果に。
そして肝心の除毛クリームは購入する費用こそ掛かるものの、基本的にクリームを塗って10程度放置するだけなので痛みも感じないし毛先も丸く処理されるからチクチクすることもありません。
特に金玉の毛を剃ることはかなり勇気のいることですし、かと言ってその都度毛抜きで抜くのも時間がかかり痛みもあることから効率的ではないのです。
男性のVIO処理に使う除毛クリームを選ぶ基準
ここからは男性のデリケートゾーンの毛の処理に適した除毛クリームを選ぶ基準をいくつか見てみましょう。
安すぎる商品は危険
除毛クリームは安いものなら1本1,000円程度で買えるものもありますが、安いものは肌への刺激が強かったり保湿に劣っているものが多いため、特にデリケートな部分に使う場合は安すぎる商品は避けましょう。
敏感肌用と書かれていれば大丈夫だと思うかもしれませんが、敏感肌用のものは肝心の除毛効果が弱い傾向にあるため、太く縮れているVIOの処理には向いていません。
- 安すぎるものは避ける
- 敏感肌用の物も避ける
この2つの注意事項は覚えておいてください。
Vラインに使えればIOラインや金玉にも使える
VIO全てに使える商品があればベストなのですが、デリケートゾーン全てに使える除毛クリームは残念ながらほとんどありません。
基本的に除毛クリームはVラインにすら使えないものが多く、これはデリケートゾーンに使うにはリスクがある(除毛効果が強すぎる)からです。腕や脚、脇毛の処理などは効果が高いほど処理も楽になりますが、VIOに関しては効果が強すぎると肌への影響も高まってしまうので、Vラインにすら使えないものをVIO全体に使うことだけは絶対避けてください。
そこでVラインに使えるものを選びましょう。
Vラインに使えるものは公式には認められていないものの、竿の先端にクリームが付着しないように注意すればVIO全ての処理が可能になります。もちろん金玉の毛の処理もばっちり。
事前のパッチテストは必須になりますが、Vラインに使えるものを選んでおけば後悔しない商品に出会えます。
子供に使えると明記されているものを選ぶ
大人でも肌が敏感な人はいますが、大人以上に肌が敏感なのが子供です。
その「子供に使える除毛クリームは=肌に優しい商品」となるので、商品のパッケージや公式サイトに子供でも使える商品かどうかを調べると、VIOの除毛に使っても安心だという事が分かります。
除毛時間も関係ない
商品によって、
- 最短3分で強力除毛クリーム
- 5分~10分放置するだけ
- 10分から15分放置する
など様々なものがあります。結論から言えば除毛時間が短ければいいというわけでも無いですし、逆に長いから使えないわけではありません。
私はいくつもの除毛クリームを使いましたが、体毛が濃く太いので私のような体質では3分~5分放置しただけでは毛は取り除けませんし、放置時間が長いものは除毛力が弱いのか、といえば必ずしもそうとも限りませんでした。
除毛クリームは有効成分のチオグリコール酸カルシウムが毛髪に含まれているたんぱく質を分解し、ヘラやティッシュで拭き取るだけで毛を処理できる仕組みになっていいます。
そのため、
- 体毛が薄い人は短時間で処理できる
- 体毛が濃い人は10分程度放置しないといけない
このようになり、最短とか最長とか書かれている数字はあまり参考にはなりませんでした。ただ、VIOの毛は人によるかもしれませんが多くの場合は太く密集しているので、放置時間は10分程度はかかります。なので、商品に書かれている最短などの時間はあくまで目安としてあなたの体質に合った最適な時間を見つけましょう。
男性のVIO処理に使いたいオススメの除毛クリームランキングTOP4
ここからは実際に男性のVIOの毛の処理に最適だと思った除毛クリームをランキング形式でご紹介します。
第1位 nonon(ノノン)
第1位はnonon(ノノン)です。
動画を見ていただければ早いのですが、
- クリームの質は液だれしない適度な硬さ
- 申し分ない除毛力
そして公式サイトにも書かれている通り、敏感肌でも使えるし、もっと肌が敏感な子供でも使える肌に優しい除毛クリームだというところ。
公式サイトを見ると一見女性向けのように思えますが、体毛が濃い男性が使うことが想定されて作られていますし、何より冒頭の動画でクリームの使いやすさが証明されているので、nonon(ノノン)が男性のVIOの除毛に向いていることが分かりますね。
第2位 ジョモタン
楽天ランキングでも話題になったジョモタン。
除毛クリームには珍しい薬用の炭成分を配合しているため、クリームが奥まで入り込んで根元からスッキリさせてくれます。さらに除毛クリームとは思えないほどの美容成分が配合されているので、乾燥したり肌が荒れやすい男性のVIOの毛の処理に最適なんです。
さらにジョモタンは、
このように、
- 体毛の濃い男性
- 敏感肌
- 子供でも使える
といった基本もばっちり押さえているので毛深いけど肌が弱い男性でも十分な効果を実感できるようになっています。
第3位 ミュゼ除毛クリーム
脱毛サロンのミュゼプラチナムが監修する除毛クリームのミュゼ除毛クリームが第3位です。
3位にしましたが単純にコスパだけで選ぶなら、
- 内容量が250g
- セット割引がある
これらのことを考えるとミュゼ除毛クリームが1番かもしれません。
ミュゼ除毛クリームはVラインに使えるので注意さえすればIOラインにも使えるのでかなり使い勝手のいい除毛クリームになっています。
ただAmazon等の口コミを見てみると「肌荒れが起きた」といった書き込みがありましたが、私が使っていて肌が荒れたことは一度もありません。
ちなみにミュゼ除毛クリームで脇毛を除毛した様子がこちら。
【脇毛を除毛中】
【脇毛をスパチュラですくい取った様子】
【ミュゼ除毛クリームで脇毛を処理した後の様子】
このように個人差はあるかもしれませんが、ミュゼ除毛クリームは肌に刺激が強いなんてことはありません。
IOラインに使うとヒリヒリしますが、これも保湿クリームを塗っておけばすぐに治まるのでそこまで気になることも無いでしょう。
第4位 ディーレジーナプレミアム
第4位でご紹介するのはディーレジーナプレミアムです。
ディーレジーナプレミアムはVラインに使えると明記されている除毛クリームなのですが、除毛にかかる時間が他の商品に比べて5分程長く、またクリームの質が若干緩い点を考慮して4位という順位付けをしました。
放置時間が長くクリームが少し緩い感じもするディーレジーナプレミアムですが、
このように肝心の効果は申し分ないので、男性のVIOの処理にディーレジーナプレミアムを選んでも後悔することは無いでしょう。
ただ何度も言いますが放置時間が15分かかるので、お風呂場ではなく自分の部屋で使ってからお風呂場でクリームを流すようにすると除毛中の寒さ対策にもなります。
男性が除毛クリームでVIOを処理する際の注意点
陰部の毛といっても、大きく分けて3種類あります。
- お腹の少し下の毛、いわゆるVライン
- 性器周りの毛、いわゆるIライン
- 肛門周りの毛、いわゆるOライン
それぞれの箇所に徐毛クリームを使う時の注意点をご説明します。
Vラインに除毛クリームを塗る時の注意点
Vラインは陰部の中でも除毛クリームを使用しても問題の起きにくい部位なので、特にこれといった注意点はありません。
あえていうならIOラインに使う前の練習をかねて徐毛してみるといいですね。
もしVラインに徐毛クリームを使って、肌が痒くなったりヒリヒリしたらIOラインには使わない方がいいでしょう。
ですが、Vラインに使うことを推奨されている徐毛クリームもあるので、あまり心配しなくても大丈夫です。
Vラインを除毛する手順
Vラインの除毛については先ほどお話ししたように特に注意することはありませんが、あえて言うなら
- 長すぎる毛は事前にカットしておく
- 形を整えたいだけならクリームを塗る範囲を決めておく
この2点に注意をしながら除毛を行ってください。
Vラインの毛が長すぎると上手く除毛できませんし、形を整えたいだけなら余計な部分にクリームが付かないように気を付けましょう。
では実際にVラインを除毛する手順です。
- あらかじめムダ毛をカットしておく(ムダ毛が長すぎる場合のみ)
- Vラインを洗う(入浴後が効果的、無理ならウェットティッシュなどで汚れをふき取る)
- Vラインに付いた水けを完全に拭き取る
- Vラインに除毛クリームを塗る(形を整えたいだけの方は塗る範囲や液だれしないように注意)
- 5~10分放置する
- ヘラやスポンジ、タオル等でクリームをふき取る
- シャワー等でしっかりクリームを洗い流す
- 除毛後は化粧水等で肌を優しくケアする
除毛クリームは基本的に「塗って、放置して、洗い流すだけ」なのですが、上記のような細かな手順を守ることでより効果的に除毛ができてしまいます。
Iラインに徐毛クリームを塗る時の注意点
Iラインは男女問わす細心の注意を払わなければなりません。
男性ば竿の先端にクリームが付着しないように気を付けながら徐毛し、放置時間も時間は10分が平均なら半分の5分程度の短めにして肌が荒れないか様子を見ましょう。
もし徐毛残しがあっても当日に除毛するのではなく、最低でも1日空けてから残りの徐毛をしてください。
続けて除毛クリームを塗ってしまうと高い確率で肌が荒れてしまうので、必ず丸1日肌を休ませてから再度除毛をしましょう。
Iラインを除毛する手順
男性の場合Iラインを除毛する時に注意をすることは「竿の先端にクリームを付着させない」この1点のみです。
先端にクリームが付着すると痒さと痛みが同時に襲ってくるので、絶対にクリームが付かないように注意しましょう。
では実際にIラインを除毛する手順です。
- あらかじめムダ毛をカットしておく(ムダ毛が長すぎる場合のみ)
- Iラインを洗う(入浴後が効果的、無理ならウェットティッシュなどで汚れをふき取る)
- Iラインに付いた水けを完全に拭き取る
- Iラインに除毛クリームを塗る(竿は手で持つ、あるいはラップを使ってクリームから竿を守る)
- 5~10分放置する
- ヘラやスポンジ、タオル等でクリームをふき取る
- シャワー等でしっかりクリームを洗い流す
- 除毛後は化粧水等で肌を優しくケアする
このような流れになります。
除毛中は竿を手で持って保護するか、ラップを使ってクリームが付着しないようにすればリスクを最小限にできるでしょう。
玉袋の周りも除毛したい方は塗っても問題ありませんが、少なからずどの除毛クリームを使っても1~2日はヒリヒリするのは避けられないので、これが嫌な方は除毛後のケアを化粧水ではなく保湿クリームを塗って肌を外部からの刺激から守ってください。
除毛後に保湿クリームを塗るとヒリヒリジンジンしますが、数分だけ我慢すれば落ち着くので問題ありません。
Oラインに徐毛クリームを塗る時の注意点
Oラインは全く目視できないので、手探りで塗るか鏡を使って肛門の色が変わってる部分にクリームが付かないように気を付けてください。
どうしても不安な場合は多少手間はかかりますが、あらかじめ絆創膏を肛門の形に切っておき、それを肛門に貼ってからクリームを塗ると皮膚のデリケートな部分には徐毛クリームが付かないので便利ですよ。
こちらも徐毛時間は半分程度にしておき、徐毛残しがあても最低1日空けてから残りの毛を徐毛してください。
Oラインを除毛する手順
では実際にOラインを除毛する手順をご紹介します。
Oラインの除毛でポイントとなるのは事前に毛の生えている位置を把握しておくことです。
Oラインを目視するのは不可能なので、手探りで毛が生えている位置を把握しておくか、鏡を床の上に置いてそれをまたぐようにしゃがめばOラインに生えている毛の位置を把握できます。
毛の生えている位置を確認したらあとは素手で肛門付近にクリームが付着しないように注意をしながら塗りましょう。
- あらかじめムダ毛をカットしておく(ムダ毛が長すぎる場合のみ)
- Oラインを洗う(入浴後が効果的、無理ならウェットティッシュなどで汚れをふき取る)
- Oラインに付いた水けを完全に拭き取る
- Oラインに除毛クリームを塗る(肛門付近に付着しないよう注意)
- 5~10分放置する
- ヘラやスポンジ、タオル等でクリームをふき取る
- シャワー等でしっかりクリームを洗い流す
- 除毛後は保湿クリーム等で肌を優しくケアする
このような流れになります。
Oラインの除毛は肛門付近にクリームが付かないようにすれば十分なので、Iラインよりも除毛自体は簡単かもしれません。
ただ、Iライン同様Oラインを除毛すると多少なりともヒリヒリするのは避けられないので、化粧水ではなく保湿クリームを使ってケアしましょう。
こちらも1~2日もすればヒリヒリした感じはなくなりますし、ヒリヒリするのも保湿クリームを塗った直後だけなので、そこまで心配するような事態にはなりません。
まとめ
男女問わず陰毛の処理に除毛クリームを使いたい方は多いのですが、肝心のデリケートゾーンに使える除毛クリームは数が少なく、さらに男性向けとなると限られたものしかありません。
除毛クリームの有効成分であるチオグリコール酸カルシウムは男女の性別など関係なく毛髪に含まれるタンパク質を分解し毛を取り除いてくれるので、男性向けの除毛クリームを探すのではなく、
- 敏感肌や子供でも使える
- Vラインに使える
といった点を重視すれば男性のVIO全体、さらに玉袋のやっかいな毛もスッキリさせることができます。
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