ムダ毛が濃くて気になるけど、剃るとチクチクするのが気になるという方はいませんか?
そんな悩みを解決してくれるかもしれないのが、ムダ毛の脱色です。
ムダ毛の脱色は毛の色を抜くので自然にムダ毛を目立たなくしてくれる上に、チクチクするのが気になるという方にもおすすめの方法です。
しかし、ムダ毛の脱色をする時にデメリットもあるのできちんと確認をしておくのがいいでしょう。
今回は、ムダ毛を脱色する時のデメリット5つを紹介するので参考にしてくださいね。
ムダ毛を脱毛する際のデメリット5つ
ムダ毛を脱色する前に知っておくべきデメリット5つを紹介していきます。
事前に知っていると対処することもできるので、きちんと確認しておきましょう。
肌トラブルが起こりやすい
脱色クリームには、強い薬剤が使用されているので肌が荒れることがあります。
肌の弱い方や敏感な方は、赤み、痒み、ヒリヒリ感を感じてしまうこともありますし、特に顔やデリケートゾーンなどに使用する場合は注意が必要です。
使用前にパッチテストをすることで防げる可能性もあるので、脱色をする前にパッチテストは必ず行いましょう。
色ムラになる可能性もある
ムダ毛の脱色は自分で行うので、薬剤の塗り方によってはまだらに脱色される可能性もあります。
脱色しすぎてしまうと、金色っぽく光り輝いて逆に目立つこともあるかもしれません。
ムダ毛を目立たないようにするはずが、逆に不自然に目立ってしまう可能性もあるので薬剤の塗り方などにも注意が必要です。
すぐに脱色の効果がなくなる
脱色は一時的なもので、ムダ毛の色が永久に色が変わるものではありません。
数週間もすると新しい毛が生えてきて、余計に目立ってしまうこともありますし、定期的に脱色をしなければならないので、手間がかかる上に肌にも大きな負担をかけてしまいます。
ニオイがきつい
ムダ毛の脱色剤には、独特のツンとした匂いがあるものが多く苦手な方も多いです。
お風呂の中や換気できる場所でするのが基本ですが、部屋で行った場合は脱色が終わったあとも匂いが気になることもあります。
また、小さな子どもやペットがいる家庭では使うタイミングや場所を選ばないといけないでしょう。
毛が太くなったように見えることもある
ムダ毛を脱色すると、黒い毛が金色や茶色に変わるので目立たなくなったように感じますが、光が当たってキラキラ光って太く濃く見えてしまうこともあり、太くてしっかりとした毛ほど脱色しても存在感が残ります。
そのため、脱色する前よりも余計に目立ってしまったと感じることもあるでしょう。
こどものムダ毛に脱色はいい?デメリットはある?
近年はムダ毛に悩む子供も増えてきており、小学生の女の子の間では「足の毛が濃いのが気になる」「体育の時間に他の子に見られるのがイヤ」という子も増えてきています。
親としてはなんとかしてあげたいと、脱色を考えることもあるかもしれませんが、子供の肌には脱色はリスクの高いんです。
なぜ子供に脱色をおすすめしないのか主な理由3つを見ていきましょう。
大人の肌向けに作られている
市販のムダ毛の脱色剤には、強い成分が含まれていて毛の色素を分解して脱色するという仕組みですが、市販のムダ毛の脱色剤は大人の肌を基準にして作られているので、大人よりも肌が弱く子供の繊細な肌には刺激が強すぎます。
そのため、大人以上に赤み、痒み、ピリピリ感などの肌トラブルを起こしやすいでしょう。
成長過程の肌に悪影響をおこす可能性もある
子供の肌や毛は、成長途中でとても不安定な状態なので、脱色剤による肌への刺激は、毛根や肌のバリア機能にダメージを与える可能性もあります。
そのため、肌が乾燥しやすくなってしまったり毛質が変わってしまうというリスクもあるでしょう。
アレルギー反応を起こしてしまう
小児期は新たなアレルギーを発症しやすい時期です。
そのため、脱色剤の成分にかぶれや腫れなどのアレルギー反応が起きてしまうこともあり、一度強いアレルギー反応が出てしまうとその後も肌トラブルを起こしやすくなるというリスクもあります。
除毛と脱色はどっちがいい?メリット・デメリット
ムダ毛を目立たなくするために、除毛と脱毛があります。
除毛は薬剤で毛を溶かす、脱色は薬剤で毛の色を抜いて目立たなくすることです。
どちらの方が肌にいいのか、ラクなのはどちらかを見ていきましょう。
除毛のメリット
- 毛を処理できるので、ツルツル肌に近づく
- 剃らないためカミソリ負けがない
- 除毛後にすぐ効果を実感できる
上記のようにムダ毛をなくすことができるので、肌触りもよくなるでしょう。
除毛のデメリット
- 薬剤で肌荒れやかぶれができる可能性がある
- 持続力は低いので数日~1週間程度で毛が生えてくる
- 繰り返すことで肌が荒れる
上記のように肌トラブルや頻繁に除毛をしなければならないのはデメリットでしょう。
脱色のメリット
- 毛を目立たなくするため剃らなくていい
- チクチクすることがないので肌触りは自然
- 細く薄い毛には向いている
毛を剃らないのでカミソリ負けやチクチクしない点はメリットでしょう。
脱色のデメリット
- 毛が太いと金色や茶色に光って逆に目立つこともある
- 肌が弱い方は薬剤で肌トラブルが起きる
- 毛が生えてくると色ムラが目立ってしまう
上記のように不自然に目立ってしまう可能性もある点はデメリットでしょう。
除毛と脱色どちらがいいの?
こんな人には除毛がおすすめ
- 肌をツルツルにしたい
- 剃るよりも肌に優しい方法でムダ毛をなくしたい
- 太い毛や濃い毛を処理したい
こんな人は脱色がおすすめ
- 剃ることに抵抗がある
- チクチク感や伸びかけのざらつきがイヤ
- 細くて産毛のような毛を目立たなくしたい
どちらにもメリット、デメリットがあるので、どんな仕上がりにしたいかや自分の肌質によって除毛か脱色を選んでくださいね。
また、敏感肌や子供のムダ毛処理にはどちらの方法でも事前にパッチテストをするなど慎重に行いましょう。
ムダ毛を脱色するデメリットのまとめ
- 肌トラブルが起こりやすい
- 色ムラになる可能性もある
- すぐに脱色の効果がなくなる
- ニオイがきつい
- 毛が太くなったように見えることもある
ムダ毛の脱色は、剃らずに目立たなくさせる、チクチク感がないという点が魅力的ですが、肌トラブルや色ムラ、濃く見えてしまう、逆に目立ってしまうというデメリットもあります。
今回紹介したデメリットも参考に、ムダ毛の脱色を試してみるのもいいでしょう。