肌見せの季節が来るたびに「脱毛しとけばよかった…」と後悔してはいませんか?
夏が過ぎると次は「来年の夏に向けて脱毛を!」と大手サロンのキャンペーンを目にすることもありますが、費用を考えるとなかなか一歩が踏み出せないというのが正直なところ。
そこで今回は自宅で使える脱毛器の中でも口コミ人気ナンバー1といっても過言ではない「ケノン」について調査しました。
買う前に知りたいこと、実際に使ってから気になったことなど、実際に脱毛を初挑戦した私がケノンに関する疑問に答えます!
ケノンを初めて買った時にやるべきこと
ケノンは購入したら即脱毛!というわけにはいきません。
以前ケノンを購入して使ったことのある方なら即お使いになられても問題はないのですが、初めてケノンを購入した方は以下の3つのやるべきことをしてから脱毛を始めましょう。
ケノンを初めて買った後にするべきこと①「スーパープレミアムカートリッジの延長保証の登録」
説明書や付属品の確認は大切ですが、まずやるべきことは「スーパープレミアムカートリッジ」の延長保証登録です。
ケノンを購入すると、
このような2年間の延長保証を受けられる書類が入っており、URLやQRコードを読み込むと専用のサイトに飛ぶので、そちらで必要事項を入力して保証を受けられる状態にしておきましょう。
何も登録しなくても「1年間無償修理保証」は受けられますが、スーパープレミアムカートリッジは脱毛の要なので、必ず登録をしておいてください。
登録するといっても、
- メールアドレス
- カートリッジに印刷されている記号
を入力するだけなので、初めてケノンを購入したらこの作業は必ず行いましょう。
ケノンを初めて買った後にするべきこと②「ストロングカートリッジのロック解除」
ケノンを初めて買った時に行う次の作業は「ストロングカートリッジのロック解除」です。
ストロングカートリッジの入手方法は、
- レビューを投稿して特典とし貰う
- ケノンと同時期、あるいは購入後に別途ストロングカートリッジを買う
このどちらかとなりますが、1のレビュー特典としてもらう方がほとんどでしょう。
ストロングカートリッジは威力がスーパープレミアムカートリッジに比べて強い力があり照射面積も狭いので、
- 髭の脱毛
- 脇の脱毛
- VIOの脱毛
に適したカートリッジとなっているため、レビューを投稿するだけで貰えるストロングカートリッジはぜひ使いたいですよね。
スーパープレミアムカートリッジは特に何もしなくても使えるのですが、ストロングカートリッジだけは専用のURLにアクセスをして「ロック解除番号」を取得しなければ使うことができないようになっています。
そしてその専用ページがこちら↑
ロック解除に必要なものは、
- メールアドレス
- ケノン本体下に書いてある製造番号
この2つだけです。
ちなみに本体に書かれている製造番号とは、
↓画像をクリックすると拡大します。
このようにケノンの下に製造番号が書かれているので、この番号と先ほど用意したメールアドレスを入力すると以下の同意画面が現れるので、必要事項を確認して規約もしっかり読んだうえで同意してください。
そうすると登録したメールアドレスに「ロック解除番号」が送られてくるのですが、万が一届かなかった場合に備えて、
このように最後に表示される画面には、矢印の部分を下にスクロールをすると「ロック解除番号」が載っているので、こちらの番号も念のために控えておきましょう。
ケノンを初めて買った後にするべきこと③「付属品の確認」
本来この項目は一番上にするものなのですが、するべきこと②でもご説明した通りストロングカートリッジは最初から同封されていないため、口コミ等に「ストロングカートリッジが無い」と書かれている方はこの事実を知らずに苦情?のような形で残しているようです。
ケノンは購入時期によって特典が異なるため、初めて買った時に付属されていた内容、もしくは紙にも書いてある付属品一覧に照らし合わせてケノンを開封して全てが揃っていることを確認してください。
もし何かが足りないようでしたら「納品書」に書かれているカスタマーセンターに電話をすればすぐに確認してくれますので、そんな時は慌てず何が足りないのかを確認してから落ち着いて電話をしましょう。
ケノンで初めて脱毛をする際に気を付けたいこと
ケノンやそれ以外の脱毛器、脱毛サロンやクリニック等で脱毛の施術を受けたことが無い方は何から始めて良いか分からないですよね。
そこでケノンを初めて使う方でも安全かつ効果的に脱毛できる方法をいくつかご紹介します。
ケノンを使う当日ではなく前日までにムダ毛は処理しておく
ケノンは黒い色(メラニン、毛髪)に対して力を発揮するのですが、ムダ毛が伸びた状態のまま照射するとエネルギーが生えているムダ毛に対して発揮して力が分散してしまうので、ケノンを使う前日くらいにムダ毛を剃って光のエネルギーが毛根部分に残っている毛に集中するようにしてから照射を行ってください。
ムダ毛の処理は当日でも構いませんが、前日に行う方が1日肌を休ませられますし、完全に逆剃りのように毛がほとんどない状態ではかえって光の力が伝わりづらくなってしまうため、理想は2~3日前、面倒であれば前日までに伸びすぎている毛を剃っておきましょう。
保冷剤は必須
保冷剤の意味は、
- 痛みの軽減
- 脱毛後に毛穴が赤く腫れてしまうことの予防
主にこの2つの意味で肌を冷やしながら脱毛していくことになります。
特に照射レベルをあげれば上げる程それに伴って痛みも増えてしまうため、脱毛に慣れてきてから保冷剤の意味も増えていくでしょう。
ケノンに付属されているもので不満のある方はダイソーなどの百均でも保冷剤は売っているので、お好みのサイズを冷凍庫で良く冷やしておいて脱毛の際にご使用ください。
初めての照射は腕や脚がベスト
ケノンに限らず脱毛器を使ったことが無い方は腕や脚などに照射してから、より敏感で痛みを感じやすい「脇・髭・VIO」を照射してください。
最初から髭やVIOに照射してしまうとあまりの痛みに脱毛が嫌になる恐れもあるので(冷やせば痛みは軽減できます)、まずは腕や脚のように痛みを感じにくい部位で照射して様子を見ましょう。
照射レベルは1から順に上げていく
初めて脱毛する場合は照射レベルを1から徐々に上げていくようにしてください。
レベル1では照射された実感が湧かないとおもうので、個人的にはレベル3ぐらいで始めて、5→7→9→10のように順番にレベルを上げて様子を見ながら照射しましょう。
レベル5程度では保冷材は必要ありませんが、それ以上になると痛みはもちろん照射後に毛穴が開く目立ってしまうので、引き締める意味でも保冷剤を使って適度に冷やしながらレベルを調節しましょう。
初めてだから分からないケノンの疑問
ここまでは注意点や上手く脱毛するコツなどをご紹介してきましたが、それ以外にも気になることが多くあります。
そこで私の感じた疑問や口コミサイトやヤフー知恵袋などにもある、誰もが感じる疑問についてまとめてみました。
腕や脚など別々に脱毛した方がいい?
ケノンは一度に全身の脱毛をしてもいいですし、腕や脚、脇やVIOなど気になる部分を別々に脱毛しても構いません。
ただ、私の場合両腕の脱毛にかかる時間は45分程なので、一度に全身に照射するか、体力を考慮して別日に照射するかはその日の体調や気分に合わせて調節しましょう。
カートリッジ1個で何回分の脱毛ができる?
何回脱毛できるかは、
- 使用するカートリッジの種類
- 使用するレベル
- 使用する部位
によって変わってくるのですが、最新のスーパープレミアムカートリッジは300万発も照射できるようになっているので、数年以上もつと考えてもらって間違いないでしょう。
ただ300万発というのはレベル1で照射した場合の話です。
レベル5で照射すると75万発、レベル7で照射すると60万発となっていますが、最大レベル10で使ったと仮定しても50万発も使えるので、腕や脚だけに使うと仮定した場合でも数年で使いきれるかどうかといったところでしょう。
具体的な照射回数を考えてみる
脱毛箇所や面積によって脱毛1回が照射何回分に相当するかは人それぞれですが、ケノン公式サイトによると全身の主要部位を1回脱毛するのには700発ほど必要とのことです。
ただし、自分で背中の照射は難しいことを考えると、1回に照射する光の数は500発ほどが妥当ではないでしょうか。
さらにお腹や二の腕、膝下などの隠れる部分は不要な方の場合はさらに回数は減っていきます。
そこで1回分を500発と仮定してみましょう。
推奨されている2週間に1回の頻度で1年半、40回全身に使ったとして20,000発の照射です。
最新のバージョン8.0スーパープレミアムカートリッジを毎回レベル10で照射した場合の使用可能目安が約500,000発なので、どれだけコスパがいいかは明らかですよね。
また、より照射威力が高く効果のあるストロングカートリッジを毎回レベル10で照射した場合の目安が10,000発で、部位によっては照射レベルを下げてしようする必要があるため、実際は10,000発以上使用できることが予想されます。
脱毛にかかる時間はどれくらい?
照射場所や面積、慣れにもよりますが、5発の照射で1分と考えればよいでしょう。
仮に全身で500発照射する場合は1時間40分ほど必要になるということです。
この時間にはもちろん事前の剃毛処理は含まれておらず、実際に冷やしながら光を当てていく際の所要時間なので、脱毛箇所をじっと見る必要はなく、テレビをつけながらでも簡単にできるので1時間でもあっという間に感じることでしょう。
目安ですが私の場合両腕を「指毛から方の部分」にかかる時間は、スーパープレミアムカートリッジを使った場合45分かかります。
サロンに行く往復の時間を考えればかなりの時間短縮にはなりますが、上記の目安は冷やす工程を省いているので実際にはそれ以上の時間がかかることが予想されます。
当然ながら面積の多いところほど時間がかかるので、○○しながら、のようにながら脱毛よりは「この日は脱毛をする」と決めた方が楽かもしれません。
ケノンを使うと毛が抜けるって書いてあるけど、どれくらいの期間で抜ける?
ケノンを使うと「指で引っ張っただけで毛が抜けた」という意見が多く見受けられます。
私自身も引っ張っただけで簡単に抜けることも多くありますが、これにはいくつかの条件が重ならないと上手く抜くことができません。
その条件とは、
- 高レベル(最高レベル)で照射する
- 抜けるのは主に腕や脚の毛
- 全てが抜けるとは限らない
この3つです。
まず毛が抜ける状態とは「毛に栄養が行きわたらないこと」これに尽きます。
この状態にするには高レベル、出来れば最高レベルで照射しなければなりませんし、逆に最高レベルで複数回照射しても髭のような頑固で密集している部位の毛はいくら高レベルで照射しても抜けるとは限りません。
じゃあ、どんな時なら抜けるのかという話ですが、私の経験によると、
- 最高レベルで複数回照射する
- 数日後、何もしていないのに”ピン”としている毛と”縮れている毛”に分かれる
- 縮れているけど引っ張ると簡単に抜ける
こうなります。
抜けると脱毛効果があると実感しやすいのですが、抜けないからと言って効果が無いわけではありません。
毛は「成長→後退→休止」を繰り返しているので、成長期の終わり部分や後退期にうまく重なると、初回の照射でも毛が霧江に抜けるようになります。
これを毛周期というのですが、脱毛のプロ(クリニックなどの医師)でも個人の毛周期を調べるのは困難であるため「ケノンを最高レベルで照射しても抜けなかった=効果が無い」とはならないんです。
ショット数の違いは?
ケノンには「6・3・1」のようにショット数というものが存在します。
このショット数の数値が多いほど威力が分散されるので痛みも感じにくくなりますが、その反面、「効果を感じづらくなる・カートリッジの消耗が早くなる」などの欠点があるため、できればショット数は1で固定した方が効果や節約にもなるので3や6は使わない方が賢明でしょう。
レベルを上げると痛くて照射できない時の対処法は?
痛みに関しては保冷剤等で照射する部位を冷やすこと以外、軽減させる方法はありません。
もちろんレベルを下げることで痛みを軽減させることはできますが「レベル=効果」であるケノンは、レベルを下げてしまうと得られる効果も下がってしまうので「脇・髭・VIO」などの高レベルでなければ効果を得られない部位は保冷剤で肌の感覚が無くなるまで良く冷やしてから照射するとほとんど痛みを感じなくなります。
ただ冷やす辛さがストレスになって脱毛をやめてしまっては意味が無くなるので、無理のない範囲でレベルを調節しながら使用してください。
煙が出るって本当?
照射レベルが強ければ、焦げくさい匂いとともに煙が出るのを感じるでしょう。
これは脱毛サロンや永久脱毛が行えるクリニックでも”毛が焼けた匂い”を感じる方が多く、これは機械から出る強い光によってムダ毛が少し焼かれた状態になることで煙となるのです。
ただし、ケノンの光は黒い色(メラニンや毛髪)に反応するので、ムダ毛を剃らずに照射してしまうと光の力が毛の黒い色に吸収されてしまい、肝心な毛根部分にダメージを与えることができません。
そのため、ムダ毛を短く処理した状態でケノンを使いましょう。
痛みは我慢できる?
結論からいえば、我慢できるというよりも我慢する必要がないというのが正しいでしょう。
ケノンはレベル1から10まで照射のパワーを選べるので、レベル1から徐々に上げていって無理なく続けて照射できるレベルに調整するしかありません。
私の場合、VIOを除きレベル10でもちょっとチクっとするなという程度で続けることができたのですが、保冷剤を使わずに照射をするとヒリヒリしたり毛穴が数日赤くなるなど一種の肌トラブルになってしまったため保冷剤は必須となります。
レベルで痛みは軽減できますが、
- 髭
- VIO
などは出来ればレベル10、最低でもレベル7程度でなければ効果を実感できないので、冷やすことで痛みの対策を行ってください。
同じところに何度も当てて大丈夫?
同じ場所に繰り返し照射しても光が反応するのは毛根の黒い部分のみなので、6連射モードで使用したとしても数回同じ場所に照射したところで痛みはありません。
しかし、一度に何度も照射しても効果が格段にアップするわけではないので、頻繁にケノンを使っても効果はあまり変わらないでしょう。
これはムダ毛が成長するサイクルが関係しています。
メーカーの推奨する使用頻度は2週間に1回ですが、より効果を求める方は1週間に1回にするのがおすすめです。
面積の広い足の脱毛では、蛍光ペンのような薄い色でガイドラインを引いてみるなどして、カートリッジには使用回数期限があるため、ムダ打ちすることなく有効に使いましょう。
家族には内緒でやりたいんだけど…
ケノンの脱毛器自体は通販サイトで購入できるので、コンビニ受取にすることで最初の問題はクリアできますね。
置く場所ですが、脱毛器自体はA4用紙ほどの面積なので、クローゼットやベットの下でも隠すところには困りません。
さて、肝心な使用時についてですが、基本的にコンセントのある場所ならどこでも使えます。
操作中はパソコンのデスクトップの作動音よりも若干大きい音がしますが、テレビや音楽で誤魔化せる程度なのでご安心ください。
ただ唯一問題なのは「匂い・光」です。
ケノンを使うと体毛の量や濃さに関係なく”何かが焦げた匂い”がするため、換気をしても匂いがまわりまわって家族に感づかれる可能性がありますし、かといって締め切っていると部屋に誰かが来た時点で何かをしていることがバレてしまいます。
これは家族がいない時間帯、もしくは家族が寝ている時を狙うことでニオイの問題は回避できるでしょう。
光は1ショット打つたびに強烈な光が放たれるので、真っ暗な部屋で使うとカーテンやドアを閉めていても漏れてしまうので、部屋は明るい状態で使た方が人に気づかれにくくなります。
買って後悔はしたくない!気になるのはコスパの良さ
家庭用脱毛器はケノンに限らずちょっぴりお高めなので、購入を即決できるお値段ではありませんよね。
だからこそ気になるのはコスパの良さです。
使いやすさや効果など気になるところは多々ありますが、まずは初期費用からチェックしていきましょう。
ケノンの初期費用をチェック
ケノンは2012年にバーション1.0を発売して以来、現在ではバージョン8.0が最新となっています。
旧式との大きな違いは「カートリッジ照射回数の大幅な増加・威力の増加」この2点が主な改善点です。
ケノンは定価が69,800円(税別)もするのでメルカリ等の中古で購入を検討される方もいると思いますが、上記のように最新型の寿命や性能は旧式の比ではないので、本格的に脱毛がしたいなら新型一択ですね。
また、ケノンは美顔器として使える専用カートリッジがついているので、脱毛だけでなく美顔器として使いたい方にもおすすめの機能が付いています。
脱毛プラス美容効果のあるマシンとして見ればメリットも多いですし、同じカートリッジを使うのもいいですが別のカートリッジを購入すると家族で共有もできるため、カートリッジと本体買い一体になっている安価な脱毛器に比べてケノンの可能性は言うまでもないですね。
使い方と用意するものが知りたい
使い方は簡単で、事前にシェーバーなどで毛を剃った後に保冷剤で冷やしながら光を当てていくだけです。
ただし、脱毛期間中は毛抜きの使用は御法度です。
用意するものは基本的にケノンのスターターキットに入っているものだけで十分ですが、よりスムーズに脱毛を進めるために用意しておきたいものがありますよ。
まずは大きめの保冷材、小さいものがセットになっていますが、脱毛箇所を冷やしながらなので大きめのもの1,2個があると安心です。
また、VIOの脱毛をされる方は下に敷く用のタオルと確認用の鏡も用意しておくといいでしょう。
剃り残しがあったとき用にシェーバーが手元にあると安心です。
カミソリよりも肌へのダメージが少ないので、普段使いにも1つ用意しておくといいですね。
まとめ
脱毛を経験したことが無い方は「いつ・どれくらいの感覚で使えば効果が出るのか」が気になると思いますが、初めて照射してから一定の効果が現れるまでどんなに早くても2か月はかかるため、すぐに結果が出なくても使い続けることが脱毛を成功させる唯一の方法です。
今回ご紹介した内容を参考にしてあなたも誰もが羨む綺麗な肌を手に入れてみませんか?